僕は20代前半、社会人2年目の会社員です。仕事での移動や週末のドライブを楽しむために、車を購入しようと決意しました。当初は「残価設定型クレジット（残クレ）」で購入を考えていましたが、最終的にはカーリースを選ぶことにしました。その経緯と体験についてお話しします。
車が欲しかった理由
免許を取ってからしばらくは、親の車を借りたり友達の車に乗せてもらったりしていましたが、やはり自分専用の車が欲しいという思いが強くなっていきました。特に、社会人になってからは移動の自由度が必要になり、平日でも休日でも気軽に使える車があると便利だと感じました。
仕事が終わった後に同僚とどこかへ出かけたり、週末にドライブに出かけたり、そして一人の時間を楽しむためにも、車があればもっと生活の幅が広がると考えました。そこで、初めての車購入を真剣に検討し始めました。
残クレに対する不安
最初にディーラーに行ったときに提案されたのが「残クレ」でした。月々の支払いが抑えられる点や、数年後に車を乗り換えられるという柔軟性に魅力を感じました。しかし、具体的に考え始めるといくつか不安な点も出てきました。
一つ目の不安は「残価の精算」です。数年後に残価を精算するかどうか決めなければならないのは、今後の自分の収入や生活環境がどう変わるか分からない中で、リスクに感じました。残価を精算して車を自分のものにするか、新しい車に乗り換えるか、あるいは返却するかを考えるのは、社会人としてまだスタートラインに立ったばかりの僕にとっては、少し重荷に感じたのです。
二つ目の不安は「走行距離の制限」でした。残クレでは走行距離に制限があり、これを超えると追加料金が発生します。特に、ドライブが好きな僕にとって、自由に走り回れないというのはストレスになると感じました。
カーリースという新しい選択肢
その後、色々と調べているうちに「カーリース」という選択肢を見つけました。カーリースは、月々のリース料を払うだけで車を使用でき、維持費や税金などがすべて含まれているという点が魅力的でした。また、残価精算を考える必要がなく、契約期間が終わればシンプルに車を返却するか新しいリース契約をするかを決めるだけという手軽さが、僕にはぴったりだと感じました。
また、カーリースなら走行距離の制限を自分である程度選ぶことができ、僕は遠出もしたいので距離制限が高めのプランを選びました。これで、ドライブを思う存分楽しむことができるという安心感が得られました。
カーリースを利用してみて
僕が選んだのは「トヨタ・ヤリス」です。コンパクトで運転しやすく、燃費も良いため、初めての車としては最適だと思いました。リース契約は3年間で、月々のリース料に税金やメンテナンス費用が含まれているため、突然の出費がなく、安心して車を楽しむことができています。
リースを利用することで、毎月の支出が一定であり、他の出費と合わせて家計管理がしやすくなったのも良かった点です。特に社会人2年目で、まだ収入も多くはない状況であるため、支出が見えやすいというのは大きな安心材料でした。メンテナンスに関してもリース会社が管理してくれるため、自分で何かする必要がなく、その分車を使うことに集中できています。
平日は通勤や仕事帰りのちょっとした買い物に、週末は友達と遠出をするためにヤリスを使っています。走行距離の制限を気にせず、気軽に遠出できるのは、ドライブ好きの僕にとっては最高の環境です。友達からも「車があると便利だよね」と羨ましがられることも増え、自分の決断に満足しています。
カーリースのメリットと注意点
カーリースの大きなメリットは、月々の支払いに全ての費用が含まれているため、突発的な出費に悩む必要がない点です。また、新車を使うことができるため、車の状態について心配することもほとんどありません。契約期間中のメンテナンスや修理もリース会社がサポートしてくれるため、初心者でも安心して車を使えるのが魅力です。
ただし、注意すべき点もあります。たとえば、リース契約中に解約する場合には違約金が発生する可能性があるため、契約期間を慎重に選ぶ必要があります。また、契約終了後は車を返却する必要があるため、車を資産として手元に残したいという人には不向きかもしれません。
将来の計画とまとめ
カーリースを選んだことで、車に対する負担や不安がかなり減りました。特に、月々の支払いが一定であり、メンテナンス費用なども気にせずに済むというのは、まだ社会人として駆け出しの僕にとって非常に大きな安心感を与えてくれました。今後も生活スタイルに合わせて、リース期間が終わったら新しい車に乗り換えるという形で車を使っていく予定です。
最初は残クレを考えていましたが、カーリースに切り替えたことで、ライフスタイルに合った車の使い方ができていると実感しています。これからも、必要に応じて柔軟に車を選べるカーリースを活用していきたいと思っています。車を手に入れたいけど支払いが不安な方には、カーリースという選択肢も検討することをお勧めしたいです。
